Windows 10にみるマイクロソフト考察

投稿者: | 2017年6月5日

無償アップデート期間が終了して、しばらく立ちます。みなさんのOSは現在何を使用しているのでしょうか。

 

ランサムウェアがちょっとした蔓延をして、セキュリティに対する意識を持った方も含め、Windows XPをメインで使っている人は徐々に少なくなっていると思います。

(2017年3月時点でのOSシェア マイナビニュース)

上記グラフから1/4程度の人がWindows 7およびWindows 8からWindows 10にアップデートしたといったところでしょうか。(新規に購入される方は最初からWindows 10がプリインストールされていることを勘案)

私は歴代、おおよそ主流の一つ前のバージョンが好みだったりします。Windowsの開発ラインが大きく分けて2つらしいので、恐らくその一方と相性がいいのでしょう。(Windows Vistaは個人的にはいい子だと思ってました参照)

さて、Windows 10もメジャーバージョアップ(古い呼び方でService Packとかですか)を重ね、安定してきた印象を持ちます。マイクロソフト特有の徐々に重くしていく改悪も抱き合わせですが。。。

体感では、微差でWindows 8 > Windows 7 > Windows 10 > Windows 8.1です。(あくまで個人的な感想で、ベンチマークでは異なる結果が出るのでしょう)

個人的に考えるWindows 7が未だに人気な理由は、体感速度やドライバ相性等々もあるのでしょうが、ひとつに「スタートメニュー」が地味にでかいと思います。

Windows 8から導入された「メトロUI」はまったく受け入れられませんでした。

発想はモバイル(スマホ、タブレット)とデスクトップの融合という背景からかと思います。現在も脈々とWindows 10に受け継がれていますね。

しかし、遅きに失した感があります。スマホの原点であるアップルに、モバイル分野で苦戦を強いられるのは仕方のないことかもしれませんが、あろうことにGoogleにまでシェアを奪われるのは、これまで培ってきたデスクトップOSの王道「Windows」を捨てきれなかったのが最大の敗因だと思います。下位互換性や融合を図りたがるマイクロソフトの悪い癖が全面に出た形だと思います。

おそらくユーザの大多数が望んでいるのは、「Windows」というデスクトップOSであり、もっと言うならば、「ハイエンド向けWindows」と「ローエンド向けWindows」です。「ローエンド向けWindows」と書くと少し語弊があるかもしれませんが、低スペックでも動作する軽量Windowsです。

MS-DOSベースのWindows 9x系とWindows NT系の悪夢があるのでしょうか。(その当時ドライバ互換性はなく、またWindows 9x系の名残でNTFS(ファイルシステム)にMS-DOS用の名称が入る仕組みがあります)

 

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