Windows Vistaは個人的にはいい子だと思ってました

投稿者: | 2017年3月4日

Windowsの中での失敗作の筆頭にあげられるのは言わずもがな「Windows Me」ですが、恐らく2番手争いに出てくるのがこの「Windows Vista」ではないでしょうか。

発売当初、私も人柱になるべくインストール、その洗礼を受けました。表示が重い、ストレージが常にアクセス状態、ガジェットが鬱陶しい等々。。。

が、Windows Vista ServicePack 1になっていわゆる「ファイルコピーが遅い」問題が解決されて、辛うじて使えるかな、でもまだまだかなといった印象でした。

毎回そうなのですが、Microsoftは既存平均ハードの少し上を行っていて、まだハードが追いついていないというのが常で、Vistaは特にその印象が強かったです。

しかし、Vistaにもいいところはあります。

『MicrosoftにDirectX周りがあまりにひどい』

という状況を知らしめたのは非常にでかいと個人的には思っています。(以後、DirectX周りは改善をし(というかハードメーカに改善を要求し)プログラマは少し楽になった印象があります(が、行き過ぎて逆にラッパー群と化し『Direct』ではなくなってしまったという、なんとも本末転倒な展開に。。。))

そして登場したWindows Vista ServicePack 2により、諸々の不具合は解消され、(ハードがついていければ)普通に使えるOSになった印象があります。

実はこのWindows Vista sp2は個人的には割りと長く愛用したOSであり、Windows 7よりも好きなOSだったりします。

世間はWindows 2000(NT 5.0)よりWindows XP(NT 5.1)、Windows Vista(NT 6.0)よりWindows 7(NT 6.1)という風潮が強いように思いますが、個人的にはこのマイナーバージョンがあがったものは『なんか余計なものがついている気がする』理由からあまり好きにはなれなかったです。

そんなWindows Vistaですが、通常サポートはすでに終了し、XP同様、MSEにサポート終了の旨の警告が出るようになりました。

今はVistaをメインで使うことはないですが、なんか寂しいなぁと思う今日この頃です。(というか素直にWindows 2000を使わせなさいという話もありますが(私の中ではWindowsの最高傑作はWindows 2000))。

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